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プブリオとの時間
2019.11.21Event

 

出会ったのは五年前かな。
下北沢で飲んでいた帰りに路上で演奏していた一人の旅人らしき男性。
ギターの音を聴いてそのまま足が止まって結局最後まで聴いていたかな。
なんとも言えない、物悲しく美しい音色だった。

出会いはそんな感じで、
その帰りの電車でたまたま一緒になり、話しかけたのがきっかけで彼とは繋がったんだけど、
それから何度か僕の地元にプブリオにきてもらって
ライブを企画したりした。

それからフェイスブックから彼がいなくなり連絡取れなくなっていたんだけど
ふとメールアドレスが出てきて三年ぶりに連絡をし見た。

そんな流れでたまたま日本に来るタイミングと重なって
Publio Delgado(プブリオ・デルガド)がスタジオにきてくれた。

そして、沢山の人を招いてライブを開催した。

五年前の路上で聞いた音よりも
遥かに悲しみも深く繊細に美しくなっていた彼の音に、
その日同じ時間を共有した人たちは
心奪われたに違いない。